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| アルバムジャケット | アルバム名/製品番号/解説 | 演奏/製造元 |
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トルヴェール・クァルテット「デューク・エリントンの時代から」 TOCE-55095 この録音は桐生市だったかな?いろいろな事がありました。 録音前日は昭和音大でレッスンしていたのです。そして夜遅く松戸に帰り、翌日は朝早くに出かけなければならなかったのですが、いざ朝になってみると、どこを捜しても楽譜が見当たらないではないですか!慌てた僕は押し入れの布団の下まで捜してしまいました。結局楽譜は、大学の駐車場に鞄ごと置き忘れていた事が判明し、学生に持ってきてもらいました。また、レコーディング中に宿泊していた宿の露天風呂で、初対面の外人さんに身の上相談(自分は六か国語話せるし、稼ぎもいいのに、奥様が浮気をしたあげく離婚したがっていると言う内容)をもちかけられ、出るに出れなくなったり、雷でレコーディングが長時間中断したりetc.お馴染み長生氏の編曲で、スピード感溢れる作品に仕上がったD.エリントン・メドレー「デュークス・タイム」、新井靖志編曲の、「TQの四季より難しいかも」の声高き、M.ラヴェル「弦楽四重奏曲」を原調で!などなど。 |
トルヴェール・クヮルテット /東芝EMI株式会社 |
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トルヴェール・クァルテット「マルセル・ミュールに捧ぐ」 TOCE-55284 文化庁芸術祭レコード部門で大賞をいただいたCDです。 クラシック・サクソフォーン奏法の生みの親とも言える、M.ミュールさんが100歳になられる年を記念し、我々の感謝の気持ちをこめて作りました。録音は今までの中で、一番のびのびと行われたように思います。終始笑顔。グラズノフの四重奏曲の最後の部分などは、指定のテンポをはるかに上回るエキサイトぶりに全員で大爆笑でした。もちろんそれがOKテイクです!一つの時代を代表する名曲達。今の若いフランスのサクソフォーン奏者でさえ、すでに忘れかかっている、ミュールのカルテットのために書かれた曲。はじめてこれらの曲を聴いた時に感じた異国フランスへの憧れは、もはや日本人 である僕らの青春時代の記憶の中に根を下ろし、同化し、独自の姿を持ちはじめています。世界のいたるところで、伝統を守ろうとする人達や、それとは反対に新しい感覚や表現を切り開こうとやっきになっている人達がいます。でも、僕は思うのです。変化は止めることができないし、どんなに新しく思える感覚も、せつないほど誰かを愛おしいと思う気持ちにくらべたら、表層の出来事でしかないのではないだろうかと。太古から変わらずに流れ続けている何かを、捜し続けて行ければいいな、と僕は思っています。僕らが賞をいただいた事を知ったほんの数日前、ミュールさんは亡くなりました。日本人のサクソフォーン四重奏団「TQ」は、ミュールさんに「ARIGATOU」と言いたかったのです。 |
トルヴェール・クヮルテット /東芝EMI株式会社 |
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バラード”即興への軌跡…!”/BALLADE MM-1017 記念すべきソロアルバムの一作目です。 トルヴェール・クヮルテットのサントリーホールでの公演を聴きにいらしていた、マイスター・ミュージックの社長、平井義也さんからお声がかかり、実現しました。クラシック音楽で言うバラードとは、物語性を持った音楽のことを指すようですが、このアルバムも、月の夜に始まり、太陽の光がふりそそぐ浜辺を、再会した2人が手を取り合って静かに歩く場面で終わります。その間のストーリー展開は、聴き手にゆだねられているのですが、曲が流れている時間よりも、むしろ曲間の無音に、日々の生活などのドラマを感じとっていただければ嬉しく思います。ちょうど、私達音楽家が演奏をしていない時にこそ、泣いたり笑ったりしているように。 |
彦坂眞一郎 東井未佳(ピアノ) 高桑英世(フルート) 三枝俊治(コントラバス) /MEISTER MUSIC |
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DANCE MM-1038 ソロ・アルバムの2作目。 コンサート会場のステージ上から客席のお客さまを見渡した時、皆さんきちんと席におさまって、ほとんど動かずに聴いていて下さいます。しかし、演奏曲目の中には、思わず体を動かしたくなる曲、そうした方がずっと気持ち良くなるはずの曲があるのです。そんなとき、ふとこんなイメージが頭に浮かびました。コンサートホールの天井あたり、皆さんの頭の上あたりで、体から抜け出した。魂。それこそ数百という透き通った人々が、それはそれは自由に飛び、踊っている様子。このアルバムの収録曲は、音楽のそんな幸せな時間に思いをはせながら選曲しました。十年以上も僕の伴奏をしていただいている東井美佳さんのパワフルで、でも決してでしゃばらないピアノもすばらしいですし、パネさんのどこまでもやさしいタッチ、音楽性のしなやかさもすてきです。ジャズ・ベーシスト、吉野弘志さんのベースには、思わずニヤリとさせられますよ。「種なし爆弾」については秘密ですが。 |
彦坂眞一郎 /MEISTER MUSIC |
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ザ・トルヴェール・クヮルテット/the
TROUVERE QUARTET APCE-5556 トルヴェール・クヮルテットのデビューアルバムです。 今、改めて自分で聴いてみると、まあ、びっくり、何て真面目なんでしょう。何せ合宿練習までして、レコーディングに臨んだくらいですから。それほどシュミットの四重奏曲は難しかったのです。で、仕上がりはもちろん最高、ベストでした。一瞬のハーモニー一つとっても美しいと言えます。 今では、我々にとっては当たり前になっている、クヮルテットにピアノを加えたスタイルは、このCDのポーギーとベスから始まりました。一人一人がソリストであるトルヴェール・クヮルテットにとっては、ピアノを加えることによって、ソロ表現の自由さを確保したいというアイディアが出発点だったわけですが、正解でした。 |
トルヴェール・クヮルテット /BANDAI MUSIC |
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「新・吹奏楽名曲コレクション」/サクソフォーン・アンサンブルU TOCF-6002 比較的手に入りやすい楽譜での演奏を収録した一枚です。SAX吹きが4人集まれば、楽に入って行ける世界ですね。確か、このCDのレコーディングは「ザ・トルヴェール・Q」、「イノセント・ドールズ」、僕のソロ「バラード」なんかを録音した東京、光ケ丘「IMAホール」だったはずですが、そのせいか、優しく暖かい音色に仕上がっています。僕が教えている昭和音楽大学の室内楽の授業でも、こうした手に入りやすい、今となっては古典とも言える様な曲をレッスンしています。4本のサキソフォーンの響きは、本来それだけで調和の取れた世界を作り出すことが出来るので、この楽器を演奏する喜びを味わうには、うってつけなのです。上手く行けば、何も欲しいものは無くなりますから。もう他の楽器には戻れまい。 |
トルヴェール・クヮルテット /東芝EMI株式会社 |
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イノセント・ドールズ/Innocent
Dolls TOCT-8276 やはり、CDは何回も聴きたくなるもにしたい。ならば、聴いていて楽しくなる物を作ろう。ということでイノセント・ドールズは生まれたような気がしています。モロにポピュラーな曲を、クラシック奏者として学んできた我々が、CDに収録した、その本当の理由は、ただ好きで、やりたかったからです。4人だけで、どこまで楽しめるか。そんな問題提議であったかもしれません。「バードランド」や「アルゼンチンよ泣かないで」は、今でもコンサートのアンコールなどで演奏していますし、すでに亡くなられたギターリストで作曲家の横内さんの「バラード・フォー・トルヴェール」も、味わい深く、横内さんの優しい笑顔を思い出す時、音楽と共に生きていくことのあたたかさが、心に広がります。 |
トルヴェール・クヮルテット /東芝EMI株式会社 |
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マイ・フェイヴァリット・シングス/My
Favorite Things TOCT-8606 真島さんのアレンジによる「マイ・フェイバリット・シングス」。かっこいいですよ。トルヴェール・クヮルテットのコンサートでは、まずこの曲から始めることが多いです。いきなり爆発した様なパワーを出せるので。ところでこのアルバムはトルヴェール・クヮルテットのCDの中ではめずらしくスタジオ録音です。ホール録音では出すことの出来ない、一人一人の細かい息遣いまで、聴き取れる方もいらっしゃると思います。もちろんこのアルバムのコンセプトから言っても、その方が楽しいですし。 さて、よく質問される、「21世紀の精神異常者」についてコメントします。ソロ部分での田中靖人氏の奇声は、本物です。見ていて怖かった。あと、最後あたりのホルンのゲシュトップみたいな音を出しているのは、新井靖志氏。奏法をあみ出したのは僕です。そのあたりの場面で、大声で笑っているのも僕です。 |
トルヴェール・クヮルテット /東芝EMI株式会社 |
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カルメン・ラプソディ/Rhopsodie
sur <CARMEN> de BIZET TOCE-9153 響きの良い福島音楽堂での録音。東京近郊以外でのレコーディングの場合、ホテル泊なので、ほとんど合宿と同じノリになって楽しいです。夜になると最後まで元気なのは、いつも新井氏ですし、僕もたいては元気なのですが、このレコーディングの時は、確か早めにベッドに入っていたように思います。それだけ昼間のレコーディングで消耗してしまっていたのでしょう。長生淳氏の「カルメンラプソディー」は、盛り沢山で楽しいですし、ラストの田中氏のダブルタンギングは驚異的です。ターボかかってます。このアルバムで僕が好きなのは、磯田健一郎氏アレンジのミヨーの「フランス組曲」です。もともとミヨーはサキソフォーンの使い方を心得ているので、とても吹きやすく、すっきりとしたサウンドに仕上がっていると思います。 |
トルヴェール・クヮルテット /東芝EMI株式会社 |
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ハイファイブ/HIGH
FIVE TOCT-9948 天才、本多俊之氏とトルヴェール・クヮルテットのクインテットです。毎日10km走っているといわれる本多氏の作品は、滞りがちな(やや不健康な)我々の<気>の流れを、スムーズにしてくれます。明るく真面目で体温の高い(ホットな)音楽という感じです。僕はジャズとクラシックの違いについて、たまに質問を受けるのですが、このCDを聴いていただけると、その答えの何分の一かは、得られるかも知れません。しかし、その事よりもっと大切なのは、ジャズ・クラシックに共通している自由さに気づくことなのかも知れません。吹きたいように吹いて楽しむ自由。まさに天国ですね。このCDでは田中氏の「植木等奏法」が笑えます。彼はもともと天国に住んでいる人ですね。 |
トルヴェール・クヮルテット with 本多俊之 /東芝EMI株式会社 |
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トルヴェールの四季/LE
QUATTORO STAGIONI di TROUVERE TOCE-9955 ヴィヴァルディの「四季」をアレンジして下さったのは、またまた長生淳氏です。長生淳氏は、どうやらサクソフォーンの音域を知らない様です(ウソ)。本当に本当に難しいです。この曲の初演は1998年2月九州、霧島でのコンサートでした。コンサート前夜、僕は何故か元気が無かったので早く寝たかったのですが、S・A・Tの3氏は焼酎を手に僕の部屋へ乱入し、田中氏などはベッドへの背面ジャンプを繰り返す始末です。小柳美奈子女史が「なにやってるの!!」と助けに来てくれなかったら、どうなっていたことか。何でも隣の部屋まで「やめてよー」と言う声が聞こえたのだそうです。つまり、それほど翌日の初演が恐かったのですね。「トルヴェールの四季」は、またの名を「トルヴェールの危機」とも言います。もちろんレコーディングの頃には十分こなれていますからご安心下さい。ピアソラの四季の「冬」はもう絶品です。生命のほとばしりを感じないわけにはまいりません。正座して聴いて下さい。冗談です。 |
トルヴェール・クヮルテット /東芝EMI株式会社 |